介護生活の扉が開く予感・・

遠方に住む親の様子、何だかおかしい・・?

実家まで高速飛ばして一時間半。
ほぼワンオペ育児、加えて社畜体質の身としては正直、頻繁に帰省するのはめんどくさい・・・
そして常に自分の気持ち中心、思い通りにいかないと周囲に当たり散らす母親とは距離を置きたい!
・・という訳で、私にとって実家に帰省イベントは、盆・暮れ・正月+ゴールデンウィークのかなり重たいイベント。
何なら義実家帰省に匹敵する、いやそれ以上の憂鬱案件。
毎回テレビで連休特集が流れてくると固定電話が鳴り始め、2泊?とんでもない、せいぜい1泊、いや何とか日帰りで・・と、親の孫連れて帰って来いコールをのらりくらりと回避するのが恒例行事となっていました。

今年も新年度のバタバタが落ち着き、そろそろゴールデンウィークかぁ・・とほぼセールスと実家からしか鳴らない固定電話をチラ見しながら溜め息をついていたところ・・
一向に母親から電話が来ない。
違和感を感じて珍しくこちらから電話すると、「帰って来なくていい」という有り難いお言葉。
お互い忙しいし、それぞれの家族でゆっくりしましょ、と明らかに不自然な返答。
いや、コロナ禍であろうと、娘の受験があろうと、全て自分中心、帰省は絶対命令でしたやん。
もう絶対おかしい、何かある。

ということで、近くに住む弟に様子を確認してもらうことに。

そこで母親を見てびっくり、顔には青い痣があり、左手はパンパンに腫れ上がっていたそうな。
勝手口で滑って転倒、顔面と左手を強打したらしいが、それが3日も前のこと。
私や弟にバレないように、ずっと痛みに耐えながら生活していたということで。
え、お父さんは?
この顔の痣見て、何も言わへんの!?
もう、全く母親の変化に気付いてないらしい。
そういえば、顔青いなぁ・・くらいの反応しか無く、全く役に立たない。

聞けば、病院にも一切行っていないとのこと。
慌てて近隣の整形を調べ、父親にすぐに病院へ連れて行くように促すと、左親指が骨折していただけでした。
『だけ』って表現はそぐわないかもしれないけど、指の骨折くらいで済んで良かった、というのが本音です。
顔の痣も目立つけど、頭には影響がなかったらしく、大事には至らず。
でももし頭部を強打していて、そのうえ隠し続けられていたら、手遅れになっている可能性はひじょーに高い。

まさに介護のとびらが開いた瞬間でした

このゴールデンウィーク前の事件をきっかけに、介護に対しての意識が大きく変わったように思います。
もう介護が必要な年齢になった来たけど、具体的にどうやって進めるの?
そもそも親は介護を望んでいる?
まだまだ自分達で出来ることはあるんじゃない?
そんな介護の入り口に立つアラフィフ主婦の奮闘記を綴ります。

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